Trinity, Get up!

随分と昔の話題ですけどね、映画「マトリックス」好きなシーンがあります。
警察の包囲をいとも簡単に破って逃れるトリニティ。が、エージェントの存在を察知し逃れるべくビルの屋上から屋上へと飛び移る。追いつめられるかと思いきや、遥か下方の小さな窓に飛びこむ。ガラスを突き破り、階段下に転げ落ちた後、半身を起こしたまま両手に銃を構える。追ってくるであろうエージェントに向けて。そして、若干震えながら

「Get up Trinity, GET, UP!」
て言うんです、自分自身に。そして起き上がり、足早に闇の中に消えていく。

明らかに人間ではない何か「エージェント」の説明できない恐さと、トリニティの人間の能力を遥かに超えたせめぎ合い。結局は逃れることに成功するのだけども、あのセリフが入ることによって、トリニティのとても人間的な一面が垣間みれる。極限まで追いつめられてもやるミッションがある、だから自分を奮い立たせて走る。…震えきましたよ、ええ。カッコイイ。

まあ、この文章力のなさにもフルえは覚えますが、気にしない。
だから何だ、と言われればなんて事ないんですけど。
こういう格好良さを、今仕事しながら思い出して「いいなあ」と思っていました、はい。

仕事に不満はないです(うそです)