ブルーバーズブリーダーズ

ヨーロッパ1年ぶりの舞台。前回の「サマータイムマシンブルース」が異常に好みだっただけに、期待しすぎていたのかもしれない。正直、あんまりわかんなかった(率直過ぎ)私が今観たいタイプのお芝居じゃなかったってだけで、面白くないんではない。メガネも忘れてたし・・・アタマ悪いんかいな、アタシ。(以下ストーリーに触れます)
面白くないんではない。ただ、狙ったようにダラダラと会話が続いて演者だけがバンバン増えてく一方で、目を突いて、コケて尻が濡れて、オチのないオチで「ぶをはっ*1(アホかっ!)」と突っ込んで終わり。短気なアタシみたいなのが見るともう「えーい、もー、しゃあしい*2わい」と叫びたくなる。お菓子の家のネタは最初の映像のチルチルミチルのくだりで想像つくし、ポカリもすぐに「青じゃん!」ってわかるし。女の子がぴゃーぴゃー騒ぐのも好きじゃない。役者の台詞がカブって全然聞き取れない。あんなにうまい役者達なのに、個性が立たさない演出にも苛立って、全然まったく消化できないまま初日が終わった。もともと2日目の公演は観る気はなかったんだけど、このままだと胃もたれしそうだったし、大好きな468に悪態つきそうだったので(笑)迷った挙げ句、次の日も468好きの友達と観劇。
2公演目。メガネ凝視で観劇、疑問はまあまあ解決。あのイライラする程までのドタバタの応酬は昨日と全く一緒。なんと!やはりこういう演出だったのね。そして大事なところを見逃してたのでした。捕まえようとすると見つからず、次々に不幸や失敗が彼らを襲う。青い鳥は最初からいて、彼らの様を見ていたっちゅことかしら。「青い鳥」のお話もなんかそんな終わり方やったかいな。なんか上田さんちゃ哲学者やね。いや、考えんで笑えちゅうことですかね。ん、やっぱりわからん。けど最後、暗転して友達とぎゃーぎゃー笑って終わり。すっきりと帰る事ができました。

誰にでも話しかける友人Kは終演後、石田さん、中川さんと土佐さんと次々に役者を捕まえ、永野さん、諏訪さん、テキパキ働く酒井君まで話しかけておりました。親戚のおばちゃんかよ!(笑)つかそれやったら上田さんにいろいろ聞きゃよかったっちゃないと?

しかし、部長の諏訪さんは出オチよねー、あれズルイ(本多君も(笑))

*1:虎&竜の小虎っぽく

*2:五月蝿い in 福岡語