アントン・ユモレスカ

ひさびさのぽんプラザホール。アントンクルーの作品は随分観ていると思うんだが。たいていは古典あり、現代劇ありの、ストレートプレイっつーやつですよね?えーっと今回のは極めて「実験的」な匂いがしました。(一部)歌もあり、踊りもあり、卑近ネタあり。取りあえず持ち玉を球種あるだけ数投げてみて、跳ね返ってきたものを楽しんだり、次に活かしたり、面白がって球を投げ返してくれる人を募ったりする感じが「積極的にしかけてる」気がした。しょっぱなは受け付けなかったけど、全体的にはアリかなあ。具体的でなくてすんません、でもそういう説明しかできません、あれは。

まあ、ネタ的に観てオモシロかったのは、有り体だけど「じゃ、今のシーン○○風で」てやつで野田さんとか、平田(オリザ)さんとか、つかさんとか、第三舞台風だとか、(白石)加代子風!とかパターンやるやつ。ざっくりとだけど、ステレオタイプ的に掴んでて「そーそー!」って笑えるし。・・・ま、そいうの含めて実験的なのかもな。(観てない人すんません、わかりにくいよね、知ってる)。ダンチェンコ役の人が良かった。セリフの間がダントツに好きだった、まあ噛むけど(笑)。